自分が世の中の役に立っているか不安に思ったら
親、兄弟が医者や弁護士、学者に先生など立派な人ばかりで小さい頃からいつも比べられてばかりいた。ずっと劣等感を持っていて、最近ではそれが罪悪感に変わってしまっている。
「今まではこんなこと考えたことがなかったのに。」
おばあちゃんが倒れたときから、何もできない自分に疑問を持ち続けてしまっている。
職場でみんな忙しそうにしているのに自分だけそんなに忙しくないとき感じる。
こういった話を聞くことがあります。
なぜ自分が役に立っているかどうか不安に思うのか
直接の感謝を言われていない
若い人にどんな職業に就きたいかと聞くと、
「人の役に立つ仕事をしたい。」
と答える人が多いです。
これは今まで人から感謝の言葉をあまり言われていなく、言われたときにすごくうれしく、達成感を強く感じられたことが原因の一つだと思います。
思っていてもわざわざ言ってくれない
産まれてすぐの赤ちゃんがお母さんに
「うんでくれてありがとう。」
と言ったり、仕事中のお父さんに、
「無事産まれました。3000グラムの元気な僕です。」というメールを送ったという話は今のところ聞いたことがありません。
思っていても言わなかったり、言えなかったりするものです。
感謝の言葉を自分から出すようにする
いつもちょっとしたことに感謝をする癖をつけてみましょう。やってもらって当たり前と思っていたことでも、「ありがとう」
ねぎらいの「いつも大変ですね」
などたった一言でいいので言ってみてください。そうすると自然と言っているほうの表情も変わっていき、自分も感謝の言葉が言ってもらいやすくなります。
いいねのお礼のように言われやすくなるのは本当です。
役に立っているのに気づいていない
生活しているだけでも非常に世の中の役に立っている
一生懸命働き給料をもらうと税金を支払わなければなりません。税金として集められたお金は子供やお年寄りのために使われて、とっても役に立っています。もっと言うなら国を支えています。
車に乗るだけでも世の中の役に立っている
車に乗ってガソリンを買っても税金が道路の整備代として使われています。みんなが通れるようにしています。車で買い物にスーパーに出かけて、食料品を買っても消費税が引かれています。
それもみんなのために使われています。
いるだけでも役に立っている
あなたはそこにいるだけでも役に立っています。
警察はいるだけで犯罪を減らいている
銀行にお金がたくさんありますが、盗んでいいわけではありません。盗むと泥棒になり警察に捕まってしまいます。もし原始時代のような警察のいない状況なら、もっと強盗や泥棒が増えてしまうはずです。いるだけでも十分に役に立ってくれています。あなたという存在もそうです。
いるだけで役に立っています。
存在しているだけでもとても役に立っている
道を歩くだけでもほかの人に安心感を与えています。
買い物に行くだけでも、そこのお店に活気を与えています。
生きているだけで家族や友人に希望のような力を与えています。
もし家族がいないというなら、これからできる未来の大切な人のために体を大切にしてください。
その人たちがあなたを必要としています。
だいたいなぜ役に立たないといけないのか
役に立つとか、そんなこと意識しないで全力で生きていけば十分です。
落ち込んでいると周りが心配してしまいます。
元気で全力で勉強に仕事をしていると、
「あの人元気でいいな。自分も勉強を頑張らなきゃ。」
役に立っているどころか人をいい方向に導いています。
まとめ