人間が学び続けるのは生物の進化
生物は進化し続けます。
環境が変わっても絶滅しないようにうまく適応するために進化します。
同じように人間は学び続けます。
知らないことを覚えると満足します。
出来なかったことが出来るようになるとうれしくなります。
勉強するとどのように進化するのか
勉強することは意味があります。
意味がないというのはやりたくない人の言い訳です。
それでは学習することどのような効果があるのでしょうか。
困難を乗り越えられるようになる
普通なら引き返してしまう道でも工夫をして進めるようになります。
一度乗り越えられた壁の高さなら次からは簡単に通過できます。
進む道が増えていくのと減っていくのでは人生の豊かさが異なります。
快適な毎日を送られるように勉強するのだと思えばあきらめずにできるようになります。
とっさの問題解決のために瞬発力をつける
ジョギングなどで身体を鍛えておくと動きがよくなるように、頭を鍛えておくといろいろなことが思いつくようになります。
急な問題が生じても機転を利かせて解決することが出来るようになります。
一日ひとつの問題を片づけたとしても、年間300以上になります。
それだけの問題を解決できたら人生が変わります。
だから頭を鍛えておくことは人生を大きく良い方向に傾けることになります。
知識を利用するための分析力
数学の図形問題では知っている定理や性質をどのように使うのか考えなければ解けません。
視野を大きくして知識を当てはめていって、ぴったりなものを適応させます。
これは仕事にも応用できます。
どうすればうまくいくか、誰にやってもらうのが最適か。
何手か先を想像して選択決定するというのは数学で培うことが出来ます。
図形の想像力と証明問題の構想力はいろんな仕事に役立っています。
それでも何のために勉強するかわからないなら
何のために勉強するのかわからないなら見つかるまで繰り返します。
学び続けると紙と鉛筆の摩擦によって己が磨かれます。
それによって今まで見逃していた出来事に反応できるようになります。
今まで思いつかなかったことが言えるようになります。
人間は動いている限り成長できる
人間の成長は止まりません。
身体の成長には限界がありますが、頭にはありません。
学んで考えることを続ける限り無限です。
流れない川は水質が悪くなるように、動かない人間はあちこちの部品が痛んでしまいます。
学ぶことはさびることを防ぐ予防になりますし、いざというときになんとかできるようにする保険になります。
まとめ
何手か先を想像して選択決定する力をつけることが出来る