なぜNoといえないのか Noが言えるようになるには
日本人はNoというのが苦手です。
なぜかというとやさしいからです。
やさしいからすべてを自分で背負い込んでしまうのです。
しかしそれでは身体によくありません。
身体を壊すと仕事にも穴をあけてしまい、通院入院となると家族が心配になってしまいます。
そうなる前に早めにNoを。
なぜNoと言えないのか
✅自分が断ることで人に迷惑がかかると考えてしまう
仕事や付き合いを断るとその分誰かが埋め合わせしなければいけないと考えてしまいます。
人に迷惑がかかるなら自分がやった方がいいと考えてしまうのです。
人がつらい思いをするなら自分がつらい方がいいと考えてしまうやさしい人がそうしてしまいます。
しかし自分自信にも優しくしないとストレスがたまってしまいます。
✅今まで断ったことがないからやり方がわからない
人から頼まれごとをしたり誘われたら断ったことがないという人もいます。
次から言われなくなるのが嫌という理由もあります。
具体的な断り方を知らないということもあります。
断るというと相手にけんか腰のような気がすると思いますが、謝ることが断ることになります。
そんな時は先に「ごめんなさい」と言ってみるのもいいです。
相手が判断してくれます。
✅気まずい雰囲気を作りたくない
明るく誘われたり、仕事を頼まれたら断りにくいです。
しかし今の雰囲気が悪くなるのは仕方のないことです。
その後の自分の気持ちがよくならない方が問題です。
気にする必要はあません。
あとは嫌われたくないというのもあります。
有休を使わない理由に似ています。
そしてお金の請求にも似ています。
これだけ働いたのだからこれくらいの給料にしてくださいということは難しいです。
これらをクリアしないと、面白くなくて自分の性格をゆがませてしまいます。
家族にも影響が及んでしまいます。
だからプロ意識をもって考え直さなければなりません。
プロ意識を持てばNoといえる
✅先を見据えてNoという
すべてをNoというのではありません。
出来ないことは引き受けてはいけないのです。
そうしないとストレスがたまります。
体調が悪くなります。
それが原因で会社を辞めて泣くことになってしまいます。
体調管理のつもりでNoということが必要なのです。
長く一緒に仕事をしたいから断るのです。
✅一緒に楽しく働けるように有休をとる
体調を壊してから有休をとっても楽しくありません。
身体と気分をリフレッシュさせるために有休をとるのです。
今後も楽しく仕事を続けるために必要なことです。
✅断ることで人間関係がよくなることもある
頼まれた仕事や誘われたときに、断ることでその後の関係性がよくなる場合もあります。
乗り気ではないときにに一緒に行動しても力が発揮できません。
その後にもう1度仕事を頼まれたら、
「どうしても私ではないとだめなのか」
と納得して仕事に取り組むことが出来ます。
全力で仕事が出来ればうまくいきます。
腑に落ちない状況を続いてもうまくいきません。
✅自分から仕事などを引き受けると断りやすくなる
手が空いているときに、
「何かできることはありませんか?」
と自分から声をかけて下さい。
そうすると、「空いているときは声をかけてくれるのか」
と相手は思います。さらに
「向こうが声をかけてくれないということは今忙しいのか」
と考えてくれてるようになります。
自分から声をかけると発言に信用が出てくるのです。
積極的になれて断ることもできるようになります。