通りたくなる「逃げ道」は渋滞していて後で後悔する一方通行

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一番通りたくなる道が逃げ道です。

何かをするたびに見えてしまいます。

新しいことに挑戦すると、3日も経つと「逃げ道はこちら」の看板が見えてきます。

逃げ道が見えてきて気持ちが揺らぐとそれしか見えてこなくなり、引き寄せられてしまいます。

うまくいかなかったり我慢をするのがきつかったりすると、その瞬間のつらい思いから解放されたいので逃げ道に降りてしまいます。

遠回りだとわかっていても行きたくなります。

通ってしまっても逃げ道は渋滞しています。

同じように逃げ出した人たちで混んでいます。

混んでいる道はなるべく通りたくありませんが、辛いから選択肢がそれしか思い浮かばなくなています。

一緒に歩いている人は最初はホッとしていたのに、足を動かすと後悔していきます。

気づいた頃には敗北感を味わっています。

あんなに通りたかった道だったのに、足が重くて動かなくなってきます。

逃げ道は一方通行とされています。

戻ることはとても恥ずかしいと思ってしまいます。

戻った方が歓迎されるのを知らずに、そのまま遠くへ行ってしまいます。

気づくとあんなに遠くになってしまっています。

思い出すと自分を責めてしまうのでもっともっと遠くに行きたくなります。

足が重いが逃げたくて動かしています。

どのみち辛い思いをするのですから、最初の道を進んでください。

なかなか先が見えなくても準備運動のつもりで歩んでください。

もし辛くなったら速度を落とせばいいのです。

急ぎすぎていたから嫌になってしまったのかもしれません。

たまには速度を落としてください。

そうすれば今まで見えなかった景色と、辛そうに頑張っている人の姿がしっかり見えてきます。

その人の姿に勇気づけられて進む決心が出来ます。

一生懸命進んでいると今度は自分が、周りの誰かを勇気づけているかもしれません。

空いている道は未知の道なので進むにつれて不安が大きくなります。

しかし頑張って進んでいるうちに今まで見たことがない景色が目に入ってきます。

それは自分の今後の人生を大きく変えてくれるものです。

自分の家族にも良い影響を及ぼしてくれます。

変わりのない混んでいて、歩くと辛い道をそのまま通るか、人生を大きく変えてくれる見晴らしの良い道を選ぶか、どちらが良いかは言うまでもありません。